Botulinum
日高歯科クリニックの歯ぎしり食いしばり治療
歯ぎしり(ブラキシズム)とは、睡眠中に無意識に歯を擦り合わせる習癖のことを指します。 一方、食いしばりは日中や睡眠中に歯を強く噛みしめる状態を指します。
これらの症状は、現代社会において増加傾向にあり、特にストレス社会と言われる現代では 20代から40代の働き盛り世代に多く見られます。
日高歯科クリニックでは、新川崎・鹿島田地域で約40年にわたり、 最新の医療技術と経験豊富な専門医による治療を提供してきました。 患者様一人一人の症状に合わせた治療法をご提案し、 快適な生活を取り戻すためのサポートを行っています。
歯ぎしり・食いしばりの原因
歯ぎしり・食いしばりの原因は多岐にわたります。主な原因として以下のような要因が挙げられます
- 精神的な要因
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- 仕事や生活でのストレス
- 不安やプレッシャー
- 精神的な緊張
- 睡眠の質の低下
- 過度の緊張や興奮
- 身体的な要因
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- 噛み合わせの問題
- 顎関節の異常
- 歯並びの悪さ
- 首や肩の筋肉の緊張
- 睡眠時無呼吸症候群
- 生活習慣の要因
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- 不規則な生活リズム
- 過度の飲酒や喫煙
- カフェインの過剰摂取
- 運動不足
- デスクワークの増加
歯ぎしり・食いしばりが及ぼす悪影響
歯ぎしり・食いしばりを放置すると、様々な健康上の問題を引き起こす可能性があります。 早期発見・早期治療が重要です。
お口への影響 |
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全身への影響 |
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歯ぎしり食いしばりのセルフチェック
以下のような症状がある場合は、歯ぎしり・食いしばりの可能性があります。
当てはまる項目が多い場合は、専門医への相談をお勧めします。
- 歯ぎしりを指摘される
- 頬がこわばっている
- 歯が短くなってきた
- 詰め物が取れやすい
- 歯がしみやすい
- 口の中を噛みやすい
歯ぎしり食いしばりは起床時や日中にも症状が出ている場合もあります。
起床時の症状
- 顎の疲労感や痛み
- 歯の痛みや違和感
- 耳の違和感
- 首筋の張り目の疲れ
日中の症状
- 頭痛や肩こりがひどい
- 顎が疲れやすい
- あくびや口を大きく開けると顎が痛い
当院の歯ぎしり食いしばり治療方法
咬筋ボツリヌストキシン治療
歯ぎしりや食いしばりが進行すると、歯や顎に深刻なダメージを懸念することがあります。
そのまま放置すると、歯の摩耗やひび割れ、顎関節症などの症状を考える可能性があります。
日高歯科クリニックではこれらの問題を防ぐために、
咬筋ボツリヌストキシン治療をご提供しています。
当院の咬筋ボツリヌストキシン治療について
咬筋ボツリヌストキシン治療の特長
日高歯科クリニックでは歯ぎしり食いしばりの治療の一環として、咬筋ボツリヌストキシン治療を取り入れております。咬筋ボツリヌストキシン治療は筋肉の緊張を緩和し、歯ぎしり食いしばりの改善や咬筋の張りの改善が期待できる治療をご提供しております。
咬筋ボツリヌストキシン治療は、頭痛や肩こりの緩和にも効果があり、
短時間で治療を行えるのが特長です。
1回の治療時間は約15分程度で完了し、効果は約3〜6ヶ月間持続します。
また、症状に応じて治療を継続することも可能です。
経験豊富な医師が安全かつ効果的に施術を行い、患者様ひとりひとりに合った治療をご提供いたします。
咬筋ボツリヌストキシン治療の効果
ボツリヌストキシン治療は、歯ぎしりや咬筋の張りの改善が期待できる効果的な治療方法です。
噛む力が強すぎると、睡眠時の歯ぎしりを引き起こしてしまう場合もあります。歯ぎしりは歯のすり減りや歯周病の悪化、肩こりや偏頭痛、また歯の痛みや知覚過敏など様々なトラブルに繋がっていることが明らかになってきました。 筋肉の緊張を緩和し噛む力を調整することで、歯のすり減りや肩こりなどを軽減し、顎関節症の症状を改善することが可能です。
歯の痛みや知覚過敏、歯のすり減り・顎関節症といったお口のトラブルは、歯ぎしりや食いしばりに起因するものもあります。その際、物を噛む筋肉のなかで最も強い「咬筋」にボツリヌストキシン製剤を注射すると、様々な症状の改善が期待できます。
咬筋ボツリヌストキシン治療の流れ
- 【1】カウンセリング
- ブラキシズム(噛みしめ)の診断や口腔内の歯や歯肉、顎の骨、顎関節周辺の筋肉の状態を診察します。
その際に、必要であればレントゲン写真を撮影する可能性もあります。
また生活習慣や現在の悩みなどのお話も伺います。治療のご希望がある方は同意書をいただいてから治療に進みます。
- 【2】治療
- 所要時間は10分~25分程度が目安で、短時間で完了いたします。
左右の咬筋に無毒化したボツリヌストキシン製剤を注入します。
- 【3】治療後
- 治療直後は効果を実感にくいですが、施術後2~5日目ぐらいから徐々に効果を感じる方が多いです。効果は2週間程度で安定し、3~6ヶ月ほど持続します。
効果の持続時間は個人差があり、年に2~3回ほどで定期的に施術を受けると効果的です。
※治療後は効果の確認のため、2週間~1か月後にご来院いただきます。
咬筋ボツリヌストキシン治療の副作用・注意点
副作用について | 注射針による内出血が起きることがあります。 咬筋収縮作用により、エラがこけたり、食事の際に違和感を覚えたり、 一時的に皮膚が前方に垂れてくる可能性があります。 治療後数日は、重たい感覚が残ったり、動かしにくくなったりする場合があります。 まれに顔に違和感が出るようなアレルギー反応がでることがあります。 一度注入すると効果が切れるまで3~6ヶ月ほどかかります。 時間の経過とともに元の表情に戻りますので、ご安心ください。 |
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治療後の 注意点について |
当日の施術部のマッサージは控える。(ボトリヌスが拡散してしまうため) ・2時間程度できるだけその筋肉は動かさない。 ・その部位をむやみに温めない。 ・当日の化粧はできるだけ控える。 ・女性は術後2回の月経まで、男性は3か月避妊する。 |
よくあるご質問
- Q1.治療費用はどのくらいかかりますか?
- 55,000円(税込)となります。
- Q2.治療期間はどのくらいですか?
- ボツリヌストキシン治療の効果は3〜6ヶ月程度持続します。
症状に応じて定期的な治療を検討ください。また、個人差があるため経過観察が重要となります。
- Q3.治療に痛みはありますか?
- ボツリヌストキシン治療は細い針を使用し痛みを最小限に抑えておりますが、痛みを感じる場合がございます。
- Q4.治療効果はいつ実感できますか?
- ボツリヌストキシン治療の効果は2週間程度で効果を実感できます。
3〜6ヶ月程度効果が持続いたします。
- Q5.咬筋ボツリヌストキシン治療は保険適用されますか?
- 咬筋ボツリヌストキシン治療は保険適用外となります。